50年前に尋ねた怖いもの知らずの占い

まだ18歳という、占いに頼るもなんだか悩みも定まらない、あやふやな若い娘だったの頃の話。

友達に誘われてついて行った、「魔女の館」という占いでした。
当時流行っていた、タロット占いをしてくれる占い師さんです。占い代金は30分で3000円位だったように思います。
恋愛相談の終わった友達の後、あなたも何か占って欲しいことがありますか?と問われ、特に何も無かったわたしは、自分の人生全体の流れを知りたいというような生意気な質問をしました。
ちょっとびっくりしたように黙った占い師さんは、それでも静かに「分かりました」と答えてくれ、最初から占いというものをあまり信じていなかった私を分かっていながら敬遠する事もなく、カードを操りはじめます。

 

ひと通りの質問や選択をした後、占い師さんの話が始まりました。
あなたの人生はこんなふうに過ぎて行きます・・・このくらいで結婚し、このくらいのときにちょっと問題あり・・・というようなよくある流れ。自分でもまあそんなもんだろうな~と思いながら適当に流して聞いていたわたし。

 

 

優しそうな占い師さんが、最後に言いました。
「他に知りたいことはありますか?」
他に知りたいこと・・・?若い私は、恐れも知らずに聞きました。
「寿命って・・・分かりますか?」

占い師さんは少し間を置いて
「いいんですか?」

 

わたしは頷きました。
そしてカードがめくられます。
「あなたの寿命はだいたい70歳くらい。風邪か何かをこじらせて、そのまま亡くなるでしょう。それまでに、命に関わる危険なことが3度あります。」

 

 

随分具体的な内容に少し驚きました。そんなに詳しく分かるんだ!
へえ、そうか、70歳か~~実感無いなあ、でもすぐにじゃなくて良かったかも・・・。

当時18歳だったのですから、70歳なんてはるか先のことに思えました。年を重ねて、不思議な物事や説明できない現象や力があるということも少し分かってきた今、そのときの自分を思えばほんとうに怖いもの知らず。

 

 

 

言われたときは聞き流していましたが、もう何十年も経った今でも覚えているということは、やはり寿命を知らされたというショックが心のどこかでひっかかっていたのでしょう。

自分自身で聞きたいと言ったのですから誰も責められません。

もちろん、当たるも八卦当たらぬも八卦・・・・・
たまに思い出しては、70歳まで近づいたな~などと考えてしまいます。もう少し近づいたら、上手い具合に忘れてしまうかもしれませんが!

 

もう大昔のコトなのですっかりと忘れていたんですけど、世間ってのはホント狭いですね!
実はその先生のお弟子さんという方の占い師に、つい最近占ってもらって。
昔の師匠と変わらないくらい、いやそれ以上かも→『http://xn--n8jx07h.tokyo/

 

【たくましすぎる女】

30歳の誕生日を来月に控えて、三年半付き合った彼氏から別れを告げられた私は、東京都内でアパレルショップの店員をしながら、将来は自分のブランドを立ち上げたいと夢みている。

 

今日は彼氏いない歴1年のAちゃんに誘われて、相席屋なるものに初めて行こうとしている。
彼氏とは長く付き合って価値観も合っていたし、年齢的にも、そろそろ結婚かなと思っていた矢先だったので、何故今のタイミングでふられたのか理解できなかったし、「Mちゃんは俺が居なくてもたくましく生きていけそうだからさ。」と最後にLINEで言われた言葉の真意も結局よくはわからず、かなりのショックで、正直新たな出逢いを求める気にはまだまだなれそうにないのだが、相席屋は女性は無料でお酒を飲めるそうでお得だからと、Aちゃんは度々通っているらしいのだ。

 

 
「傷心だろうから、パーッと呑んで発散しよう!」と誘われたのだった。
どちらかと言うと、私を励ますというよりは、Aちゃんが出逢いに貪欲なまでにこだわっている感が否めないが、ブームになっているようだし、まあ無料でお酒が呑めるなら行ってみるかという感じだ。

 

流行りものに敏感なAちゃんが、もう一つハマっているものがあり、今日は相席屋に行く前に、それを一緒に体験することになっていた。
表参道の路地裏で有名になっている”行列のできる手相占い”だ。

 

 

生まれてこのかたお金を出して占いをやってみてもらったこともなければ、雑誌の星占いにすら興味がなくて、どちらかというとケチをつけてしまう私は、半信半疑で、巷の女性達がお金を出してまでみてもらう気持ちがよくわからなかった。

隣りでAちゃんはいつものかん高い声で、「もぉ~なんでわかるんですか~!!凄すぎて泣きそう」なんて言いながら、口元を手でおさえて感激している様子。

 

 

 

次に私の番が来た。
年齢はうちの祖母くらいだろうか。
綺麗な白髪に、紫がかった眼鏡をかけて、大判の赤いストールを肩にかけたいかにもな風貌の占い師さんが、私の手をじろじろとみつめた。

 

彼女の眼鏡が一瞬キラリと光ったように見えて、その奥の目に全てを見透かされるかのようで、私は唾をごくりと飲み込んだ。

たまらない気持ちになり、「あの~、何か見えますか?」と自分から口にしていた。

 

 

 

占い師さんは静かに語り出した。

「結婚しようとしてた人が居るんじゃないかね。その人はやめておいて正解だよ。この後にまた出逢いがあるって出てるよ。これは結婚に結び付くだろうね。」

当たっているじゃないか。
初めは、Aちゃんが何か伝えたのかと疑ってしまいそうだったが、そんな様子は全然なかった。

 

「そうですか。」
素直に認めるのが何だか悔しいような気持ちで、そう一言だけ呟いたが、嫌な気はしなかった。

その後、私は財運が強いので、玉の輿に乗るか、自身で起業したり、お金に恵まれるとも言われた。
良いことばかり言われたが、この運を持った人は男性を遠ざけてしまいやすい傾向にあるので、気を付けた方がいいらしい。

 

 

「Mちゃんは俺が居なくてもたくましく生きていけそうだからさ」
元彼に最後に言われた一言を、頭の中で思い返していた。

 

何だかよくわからないままの別れだったのだが、つまり私には、女性としてのか弱さや守ってあげたくなるような脆さのようなものがないのかも知れない。

確かに、無人島に一人取り残されても何とか生きていけるタイプだろうし、周りの女友達のように、しょっちゅう彼と連絡をとらないと落ち着かないなどと言った依存的なところもないかも知れない。

 

そのせいで別れを切り出されるなんて、何だか納得がいかない。
結局男というものは、女性を養い守ることに生き甲斐を感じる生き物なのだろうか。

 
「男性に頼らず、一人で稼いで活躍する大人の女」
そっちの方が素敵じゃないか。
あんな男、こっちから願い下げだ。

占い処を後にし、急に新たな出逢いに前向きになった私は、私が私らしく生きていく為の軍資金を出してくれそうな殿方に出逢うべく、俄然闘志が湧いて、相席屋へと向かうのだった。

決戦のゴングが小さく鳴ったような気がしたのは、気のせいだろうか。

『ブレない人』

今年からキッズの体操スクールで働き出した28才の女子で~す( ^^) _U~~

研修中なのだが、久々に壁にぶち当たり中。

初めての挑戦である、体操スクールのお仕事。
『こども達が第一!こども達の為を考える』
周りのコーチには常にこう言われるし、自分もそれを一番大切にしたいと思うけど、「もっと厳しく指導して、技術を身につけさせて欲しい。」
親御さんからの要望とのズレ。
ベテランスタッフと比べてしまい、自分の不甲斐なさにへこんだり。

見学している保護者の目を気にせずやる事は、今の私にはまだ難しい。
内緒話をしているお母さん達がいれば、自分への文句じゃないかと疑心暗鬼になるし。

親のニーズに応えようとすれば、こども達の意欲や楽しさを奪いかねない。

そのバランスをとるのがすごく大変。
やりがいは感じているし、こども達はとっても可愛いけど、どうやってレッスンを進めていくか。

まだ自分の中で迷いがあって、ブレブレ中だ~(´;ω;`)ウッ…

私一人の思いでできる事じゃなくて、長年やってきている他のスタッフの意向もあるし、自分だけで頭を抱える事じゃないのはわかっている。

まだまだ研修中の身だけど、人の話が聞けない、黙って座っていられない、周りにちょっかいを出す、目の前にいるこども達を前に、どこまで厳しくするのか、何が彼らにとっていいのか、自分は何ができるのか、必死に考えている(*’ω’*)(^.^)/~~~

考えて考えて、すぐには解決できないかもしれないけど、逃げずに臨んで、私なりの答えをみつけていきたいと思う。

真摯に、誠実に向き合っていけたらいいな。

もっとシンプルに、
『ただただこども達の為に』
そこだけはブレないように。

先輩コーチの力を借りながら、きっとこの壁を乗り越えて、こどもも親御さんも笑顔になれるような体操スクールに!!

一歩一歩。
まだ始まったばかりだ。